2019年2月24日、天皇陛下御在位30年の式典が開かれました。
ご健勝である喜びと、平成の数々のご活躍に大変ありがたく思います。
平成の30年間は激動の時代であり、また、大小様々な災害もありました。それに加えて「皇室初訪問」なる地へも足を運び、多忙な公務に奔走されました。
天皇は、約2700年間日本の象徴としてあり続けています。(歴史上いろいろありますが、一言でまとめると「象徴」がふさわしいと思われます。)
世界広しといえど、そんな国は日本しかありません。
それゆえ、諸外国のリーダーや国王も、天皇には並々ならぬ敬意を抱いています。
国同士の外交は、表面上友好関係を保ちつつ、自国の利益になるように交渉するわけですが、日本は天皇がいるおかげで外交をうまく保てている側面があるんです。
総理大臣に会うよりも、天皇なんですよ。
安倍首相こそ長いですが、1年や2年で首相がコロコロ変わっていたので、世界の国々から日本を見たら「日本のリーダーって誰?」って思われていたわけです。
日本人ですら、近年の総理大臣を全員覚えている人は少ないでしょう。せいぜい小泉首相と他数名くらいじゃなんじゃ(?)。
昭和に天皇制がなくなる危機がありました。そう、太平洋戦争です。
西欧に遅れて帝国主義を推し進めたアメリカの外圧と、軍部の暴走で戦争に突入してしまい、日本は敗戦国となってしまいました。
極東の総司令官であったマッカーサー元帥は、当初天皇も処刑するつもりであったそうですが、天皇に会い「自分はいいから国民を守って下さい」という趣旨の言葉を聞き感激したようです。
それとともに、天皇を処刑してしまったら、敗戦国とはいえ、日本国民の感情を逆なでしてしまうことにも気付いたようです。
そういった経緯があり、天皇制は残されたわけです。
天皇陛下御在位30年式典に合わせて反対デモがあったようで…。
怒りというより呆れかえりますな。
写真のボロっちい横断幕を見る限り、ほんの一握りの某国の刺客と、某政党が無理矢理動員して集めたんでしょうな。たった150人。
「思想の自由」が憲法で保障されているんで、どう思おうが勝手なんだろうけど、「おまいら、なんとか生きていられるの、天皇のおかげなんだぞ!!」と認識して欲しいものですな。
某政党から押し付けられるウソ八百の文句を盲信しないで、ワールドワイドで物事を見ている有識者の話を聞いて、現実を見るべきですわ。
「身分差別するな!!」とか、時代錯誤もはなはだしい。自分で恥をまき散らしていることを自覚すべしですな。
残念な人たち向けに書いた次第です。
※天皇陛下に対する言葉遣いの詳細がわからないので、一般的な口語で書きました。 (2019.2.24)
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