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平成のインターネットの思い出

古いパソコンの写真

いよいよ平成時代も終わろうとしています。
平成を振り返って、なんやかんや言われていますが、10年もすれば「平成はインターネットによる技術革新の時代」と語られるんじゃないかと思っています。

私がインターネットに初めて触れた頃は、従量課金(使った分だけお金がかかる。電話代みたいなもの。)の頃でした。
というか、パソコンに本格的に触れたのと一緒で、パソコンを買ったものの、インターネットを出来るようになったものの、何をしていいのかわからず…。

それでパソコン雑誌を買ってみたわけですが、「イマイチよくわからん…」と思ったものの、付録に「ホームページを作ってみよう」みたいなソフトがCDROMにあって、試しにやってみました。

これにハマったんですねー。
「自分で作ったモノがインターネット上に公開できる!」という新鮮さ・斬新さ。

後に、フリーソフトだとなかなか自分の思い通りにデザインできず、イライラして「タグ辞典」を買い、HTMLコードの書き方、スタイルシートの使い方も覚えてしまったわけです。

熱い大学生との出会い

「ホームページを作った」とは言え、特別何かサービスを展開しようなんて頭はなく、当時ありふれていた感じのモノで、プロフィール・趣味のページ・日記の他、フリーで配布しているプログラムを拾ってきて掲示板を設置してみたりと、そんな感じでした。(この頃位から月額定額になりました。)

働き始めた頃、最初の赴任先がなかなかの田舎だったのもあり、帰宅後も時間が結構あったので、相変わらずホームページをイジって遊んでいました。
日記を設置したのは、この頃だったと記憶しています。

日記の内容は、仕事のこと。
「今日はなかなか上手くいったぞ! たぶん上手く行ったのは~」「今日は失敗してしまった…。あそこが悪かったんだろな…。」みたいな自己反省的・且つ自己満足的な感じ。

ある日のことでした。
おもむろにメールを受信したら、見たことない名前のメールがありました。

中を見ると、「いつも日記を楽しみに見ています!」といった書き出しから始まり、「自分も○○さんと同じ職業を目指しています。○○さんの日記を見ていると燃えてきます!」なんてことも書いてあって嬉しく思いつつメールを読んでいました。

しかし、末尾に「今は悪性腫瘍と戦っています。まずはこれを克服して、絶対目指している仕事に就きたいです!」と書いてありました。

「悪性腫瘍」が何たるものかぐらいは知っていたので、驚きとショックでしたが、文面が力強かったので「早期発見できたから、きっと治るんだろうなぁ」と思っていました。

その後も、「私が日記を書いて、彼が見て、たまにメールが送られてきて、それに返信する」というルーティーンが半年以上続きました。

パソコン画面を見る人の写真

ある時から、ぱったりメールが来なくなったんで、「ん~、飽きちゃったのかなぁ…」と思いつつも、日記は淡々と続けていました。

2ヶ月くらい経ったある日の朝、メールを受信してみると見知らぬ人からメールが届いておりました。

中を見ると、「初めまして、Wさんの友人です。先日彼は天国へ旅立ちました。(以下略)」
金槌で頭を殴られたような衝撃でした。その日は気もソゾロで仕事をしていたことを今も覚えています。

帰宅して、メールを読み返しました。
彼の人柄について、癌との闘病について、私の日記を「おもしろい!」といって友人にも薦めていたことについて、そんなことが書かれていました。

いつも薦めてくれたり、感想を友人に語ってくれていたのでしょう。
そんな経緯もあって、ご友人がわざわざ私にメールを送ってくれたんです。
その友人の優しさからも、彼の人柄が伝わってきました。

涙とともに、「彼の分まで頑張ろう!」と思ったものです。

彼との約束は、半分守れたかな? 半分守れなかったです…。

優しいお姉さまとの出会い

もう一人、印象的な方がいました。同時期に交流していた方で「四十路ライダー」さん。
当時40代の女性の方で、バイクに乗って走るのが好きだった、ほんわかした方でした。

四十路ライダーさんもホームページを持っていたので、互いに行き来していました。
お互い日記を読み合い、感想等々を書いてコミュニケーションをとっていました。

私の日記については、失敗したときは励ましてくださり、成功したときは、褒めてくれつつも「勝って兜の緒を締めよ」的なアドバイスもくれたり。(そんな固い内容ではなく、ほんわかした感じ。)

双方のやりとりが長く続いたのでよく覚えているのですが、私の転勤に伴い、仕事も忙しくなって日記つける暇もなくなり、更新できなくなってしまいました。
そのことは四十路ライダーさんにメールでお伝えしました。
最後も、優しいメッセージをいただきました。

今も元気に走っておられるのでしょうか…? 勝手に元気に走っている姿を想像しています。

いろいろな人との出会い

他にもいろいろな人たちと交流しました。

もっぱらは趣味のページで、やはり互いのホームページに行き来して、掲示板へ書き込んだり、これまたフリーで配布しているチャットプログラムも設置して、週末になると「あーだこーだ」交流していたものです。

インターネットで、遠くに住んでいる人とコミュニケーションをとれる新鮮さに高揚しました。

SNSが登場して、より簡単に交流できるようになりましたね。
とても便利なツールだと思っています。

平成が終わるにあたり、そんなことをふと思い出した平成31年4月初旬でした。(2019.4.21)

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