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CIAの大失態

CIA本部の写真

6月17日、ロイター通信が「米中央情報局(CIA)によって運営されているとみられる大規模なサイバースパイ網を摘発し、これにより、複数のCIA諜報員がイラン同盟国で逮捕されたと明らかにした」と報じました。
(※参照:イラン、米CIAのサイバースパイ網を摘発=国営放送)

この記事を見たとき、「あー…やってしまったね。」と思いました。

CIAによる工作活動が…

イラン戦争は間近か!? ~最終的な狙いは中国に向けられて」の中で、それとなく書いたのですが、タンカー攻撃やアメリカの偵察機への攻撃は、イランへ戦争を仕掛けるためのCIAの工作活動と感じていました。
ベトナム戦争を始める口実となった「トンキン湾事件に似ている」と書いたのは、その意味からでした。

アメリカ側から「証拠」として、写真や映像が出されますが、決定的な証拠となるものはなく、それとなく「イランによるものではないか?」と国際世論を調整していたように思えました。

事実、イラン側が強硬姿勢を示した(ウラン濃縮を進める)故、ドイツ等のヨーロッパ各国もアメリカを批判することができなくなり、イランに自重を促すようになりました。

国際世論がある程度出来上がったところで、決定的な証拠を捏造して、戦争へ持ち込むと見ていましたが、「CIA諜報員の逮捕」によって、作戦変更を余儀なくされることになったでしょう。
その証拠に、CIA諜報員の逮捕後、連日報じられていたイラン情勢の報道がストップしました。(報道がストップしたというのは、報道機関がストップさせたわけではなく、アメリカ側がブリーフィングを止めざるを得なかったからであると思われます。)

この事件によって、まだしばらく膠着状態が続くと思われます。

逮捕されたCIA諜報員がどこまで吐いてしまうか、この情勢を見極めつつ、作戦を練り直していることでしょう。

イランへの攻撃は簡単に諦めない

「作戦を練り直す」と書いたのは、イラン攻撃を簡単に諦めるとは思えないからです。

ポンペオ国務長官とボルトン補佐官は、イラン対策強硬派で有名。また、アメリカ議会も党派を超えて強硬姿勢を見せています。

今回の失態で、簡単に諦めるとは思えません。

6月21日、「トランプ米大統領はイランの精鋭部隊「革命防衛隊」による米国の無人偵察機撃墜への報復として、20日夜にイランに対する軍事攻撃を準備したが、実行の10分前に中止を命じた」とTwitterで発表しました。
次なるオプションへの準備であると見ます。

まだ、CIA諜報員がイランにどれだけ喋ったかはわからないので、それによってオプションも決まると思われますが、恐らく大した情報を持ちえていないであろうと推測します。
(CIA諜報員は、作戦の全体像や目的を伝えられず、「やるべきこと」しか伝えられていないのが常。)

重ねて書きますが、私自身戦争そのものを望んで書いているわけではありません。
ただ、膠着状態が続くとそれだけ原油価格に影響を及ぼす期間が長くなり、日本への影響も大きくなると思えるからです。

イラン情勢を注視する必要があり、日本の報道機関ももっと目を向けて欲しいと願います。 (2019.6.22)

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