新型コロナウイルスの流行も収まりつつあるようで少々ホッとしています。
しかし、ウイルスが完全に死滅したわけではありません。毎日感染者が確認されているように…。
「第2波が来る」と専門家が警鐘しており、いろいろな時期が予測されていますが、時期を気にするよりも日頃の生活習慣を感染予防に切り替えて習慣化させることが大切であると思います。
最近、地上波の民放報道では語られない新型コロナウイルス感染について調べていて、また色々なことがわかってきました。
そこで、既に夏を迎えつつありますので、「サンダル履きに注意しましょう」という趣旨で書きます。
今回の新型コロナウイルス感染症に関しては「飛沫感染」と「接触感染」であることは、この現代コラムの記事でも書いてきました。
最近いろいろ調べていく中で「なるほどな…」と思ったことは、新型コロナウイルス感染はほぼ接触感染であると考えられるということです。
実際考えてみると、他人の飛沫が直接自分の口・鼻・目にかかることはかなりのレアケースですね?
(ドクターは診療の際に大量の飛沫を浴びることがありますが、一般の方々はキスくらいではないでしょうか?)
ただ、ちょっとややこしいんですが、飛沫がモノに付着し接触感染につながることは十分に考えられます。
(例えば、咳払いをするときに手で覆い、ウイルスが付着した手で電車のつり革を握る場合等。)
整理しますと、よく「人・人感染」なんて言われていますが、正確には「人・物・物・人感染」です。
どういうことかと言うと、まずウイルスを体内に持っている人が体外にウイルスを放出します。(唾液・便・血液の3パターン)
体外に放出されたウイルスが何かに付着します。(公共交通機関のつり革や座席のシート、プラスチック梱包された商品等々。)
付着したウイルスを触ります。主に手が多いでしょう。
ウイルスが付着した手で、鼻や目をこすったり、口元を触ったりすると、ウイルスが自分の体内に入るということです。
あくまで一例です。その他いろいろなケースが考えられます。
ただ、盲点なのが「足にウイルスが付着するケースもある」ことです。
正確には、靴底でしょうか?
日本人が欧米諸国に比べて感染者(死者)が少ないと言われている原因の一つに「家の中を土足で歩かない」ことが挙げられてます。
これは、特にヨーロッパの研究者が指摘している点で、イタリア等では生活様式を変えて、家に入ったら靴を脱ぎ、家の中を土足で歩くことを止めた人もいるようです。
日本でも自粛が解除されていく中で、感染予防の一環で靴底を消毒してから施設に入館・入園できるようにしているところもあります。
暑い季節になると、男女問わずサンダルを履く人が増えます。
普通は素足のままサンダルを履くので、靴底にウイルスが付着するということは、サンダル履きの場合、足にもウイルスが付着する可能性は大いにあります。
そういった足のまま家の中を歩き回ると、結局は土足のまま家の中を歩いているのと似たようなことになります。
つまり、家の中の床にウイルスをバラ撒いてしまう危険があるということです。
そんなわけで、サンダルを履いた後は気を付けた方が良いと思った次第です。
筆者も近所に買い物に出る際にはよくサンダルを履いています。普段なら。
しかし上述した懸念もあるので、今年はどうすべきか考えました。
思い付いたのはこんなところでしょうか?
思案した結果、3つ目の「靴下を履いてサンダルを履く」ことにしました。一番楽だと思ったからです。
当然靴下は玄関で脱ぎ、そのまま洗濯機です。そして手洗い。注意すべきものを消毒した後で、洗濯機を触った部分も消毒し、もう一度手荒いです。
ファッションも気にした上でのサンダル履きもあるでしょうから、ご自身でご一考下さい。
筆者はファッションでサンダルを履くなんてことはしないので…苦笑。
そんなわけで、夏用の靴下をちょっと多めに買っておいた最近でした。 (2020.6.11)
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