冬にかけて毎年インフルエンザが流行ります。
ということは、新型コロナウイルスも活動が活発になると考えるのが普通です。新型コロナウイルスも「コロナウイルスの一種」ですから。
科学者の武田邦彦先生も、「普通は第3波が来ると考えるのが普通ですね。」とおっしゃっておりました。
さほど毒性の強くない感染症ではよく見られる現象のようです。
安倍元総理の辞任会見の冒頭でも「冬に向けて(第3波)、国としての指針も既に決めており…(以下略)」とおっしゃっておられました。専門家の方々もやはり第3波は来ると先読みしているのであろうかと。
11月(?)に開催される臨時国会で大型の補正予算が組まれることでしょう。
しかし、全て国任せにするわけにはいきませんね。
「個人で出来る対策は何か?」という観点から、上気道の免疫力を高めるための食事について書きます。
(※上気道とは、空気が肺に達するまでの鼻腔から喉頭の道筋のこと)
医師の石黒誠司先生の医学からの観点と、武田邦彦先生の科学と歴史の観点からピックアップされた5つの食品・食材・飲料です。
まず、添え物で免疫力を高める効果のある食品・食材・飲料です。
「リンパ球やナチュラルキラー細胞を活性化させる」と、ちょっと難しい表現ですが、ざっと5つ挙げると「生姜(しょうが)」「ニンニク」「リンゴ」「きのこ」「緑茶」です。
それぞれの含有栄養価と効果・効能について整理しました。
その他にもビタミンCを多く含む、ミカンや柿も効果ありです。
長く食されてきた食べ物は、やはり信頼性があるわけです。
ニオイのキツイ食べ物を含みますが、「臭いものを食べなくなったら国が滅ぶ」という古い言葉があるように、臭いものでも栄養価が高ければ食べた方が良いことは、歴史が証明しています。
また、「サラダ油よりもゴマ油やオリーブオイルを使う」「少し脂の乗った肉を食べる」「和食(ご飯、味噌汁、魚)が良い」等もおっしゃていました。
食事面の他にも、免疫力を高める方法があります。
まずは、「睡眠をよくとること」と「ストレス軽減」です。
ありきたりに思えるかもしれませんが、心身共に疲労すると免疫力が低下します。疲れが溜まっているときに風邪を引きやすくなるのと同じ原理です。
また、「軽い運動」と「43度以上の風呂に入る」ことで基礎体温を上げると免疫力が高まるそうです。
「軽い運動」とは、軽く額に汗をかく程度です。
例えば、通勤時に一つ前の駅から歩く、または小走りしてみるとか、その程度が良いようです。
無理に過度の運動をして体に負荷をかけるのは、むしろ逆効果のようです。(最も趣味として、スポーツを楽しむのはストレス軽減にも繋がるので良いと思われます。)
後は、「日光浴(太陽の光を浴びる)」ことです。
太陽の光を皮膚に浴びて生成されるビタミンDの量は凄く多いです。食べ物でビタミンDを摂取するより遥かに多いです。
できれば、午前中の日光を浴びるのが最も効果があると言われています。
以上、個人でできる新型コロナ感染予防(免疫力を高める方法)について整理してみました。
免疫力が高まるには1~3ヶ月かかるようです。早速実践できることから始めてみることをオススメします。
筆者はコーヒーが好きなので、仕事中ずっとコーヒーでしたが、最近はコーヒーは朝だけにして、緑茶に変えました。
また、夕食には、豆腐に薬味として生姜をおろしており、ニンニクの醤油漬けも数個食べています。
元々朝食は省くことが多いのですが、時間がなくてもリンゴ1個を食べるとか、早速実践しております。
「第三波に備えて」というタイトルで書きましたが、来年に小さな「第4波、第5波…」と続くことが予想されます。
それに対応するにも有効な方法です。その他のインフルエンザウイルスやコロナウイルス、いわゆる「風邪を引き難い体作り」にもなります。
最後に念のために補足しておきますが、「手洗いやアルコール消毒」は欠かさずに行って下さい。 (2020.10.23)
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