日本メディアでは未だにほとんど報じられていないようですが、今回のパンデミックは「ファウチ」「武漢研究所からウイルスが漏洩」「作られた人工的ウイルス」ということが、世界の共通認識になっています。
更に、それ以上の追及の手はどんどん進んでいます。
5月に急展開(転換)しました。
民主党系のメディアもこの方向で報じていますし、何よりワシントンポストが急先鋒(?)で、ファウチと武漢研究所のやりとりやその他のメールを公開しました。(公文書扱いなので情報開示請求ができるんです。)
ここまでの経緯と「ファウチの嘘」からわかることを整理します。
アメリカ国立アレルギー・感染症研究所の所長であるファウチは、「機能獲得実験」ということを続けていました。
「機能獲得実験」とは、将来の疫病に対してワクチンの準備をするため、ウイルスを人工的に作って実験するというものです。
しかし、あまりにも危険だということでアメリカ国内での実験は止められました。万一ウイルスが漏洩したら大変だからです。
ところが、機能獲得実験を続けたかったファウチは、中国の武漢ウイルス研究所に外注していました。
資金は「NIAID」という団体を通して、オバマ政権時代に武漢研究所へ提供していました。
(トランプ政権になり、この資金をトランプ大統領は完全にストップさせました。)
NIAIDの資金を武漢へ流していた仲介人として、イギリスの動物学者ピーター・ダザックの名前も出てきており、ファウチと武漢で連絡をとりあっていた人物として石正麗(コウモリ発症説を言っていた人)も再度クローズアップされています。
これらは昨年にはわかっていたことで、筆者も「中国共産党のせいだ!」と思っていたので混乱しました。
ただ、「武漢研究所漏洩説」や「人工的ウイルス説」は、主流メディアでは一切取り上げられず「陰謀論」として扱われてきました。
それなのに、突然急転換したわけです。
「なぜ急に転換したのか?」大きな疑問が残りますが、これから徐々に明かされていくのではないかと思っています。
今回の新型コロナウイルスは「人工的ウイルスである」という証拠について2点挙げます。
イギリスとノルウェーの学者の論文で、ウイルスの遺伝子配列に人工的に手を加えられていた部分があるとの指摘がありました。「HIVウイルスの断片」や「コウモリの遺伝子」等4つほどあったそうです。
ちなみにイギリスの学者はHIVワクチンを世界で初めて作った人で、ノルウェーの学者はバイオ産業協会会長です。
この論文が「人工的ウイルス」である証拠として注目を集めました。
また、昨年春に中国からアメリカへ亡命した閻麗夢(えんれいむ)博士の内部告発が、武漢研究所漏洩の証拠となりました。
「中国共産党(CCP)とWHOによる隠蔽があった」と語っています。
これらも、昨年のこの時期には発表されていたのですが、やはり大手メディアはほとんど無視しました。
なぜ今年に入って、しかも5月というタイミングで急に持ち上げたのか大きな疑問を残すところです。
新型コロナ対策の牽引役はアメリカではファウチだったわけですが、嘘をつき続けていたことがよくわかります。
中国で大流行していたことから、トランプ大統領は中国からの入国禁止に踏み切ろうとしたとき、「ただの風邪だからそこまでする必要はない」と進言しました。
しかし、トランプ大統領は無視して入国禁止にしました。(その後ヨーロッパからアメリカにウイルスが入って来たわけですが…)
マスク着用についても同様です。
昨年2月には「マスク着用は健康な人には、むしろ健康を害する」と言っておきながら、5月にはマスク着用を訴え出しました。マスク着用を義務化する州も出たわけです。
しかし、感染は収まるどころか拡大し続けました。
今年の1月には「二重マスク」なんて馬鹿なことを言い出しましたが、さすがにすぐWHOに「意味がない」と言われました。
この一連のファウチの発言の流れを見ると、「感染を広げたかったのではないか?」という強い疑念を持ってしまいませんか?
「マスクなし」「ロックダウン解除」「社会活動100%再開」で、感染者が激減したテキサス州の事例を以前書きました。
(参照:テキサス州は「マスク解除・ロックダウン解除」で感染者激減~日本に必要なのは治療薬)
また、ファウチは「接触感染なんて10,000分の1くらいの確率だから、そんなにアルコール消毒しなくていい」と発言していました。
先に挙げた「嘘」を踏まえて考えると、新型コロナの主たる感染経路はやはり接触感染(表面感染)であろうことがわかりませんか?
これについても、以前今後の日本の新型コロナ感染者数の増減についてのコラムの中で書きました。
日本のメディアは中国に都合の悪いことは一切報じないので、テレビや大手新聞社のネット記事を読んでいても真相は全くわからないでしょう。
筆者は、アメリカやイギリスのニュースメディアを見ています。 (2021.6.16)
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