「人間はどれだけエンターテイメントの恩恵にあずかっているのか?」
音楽、祭り、映画、アニメ等の他、スポーツもエンタメ要素を含みますね。
エンタメにふれて、感激することもあれば、全然何とも思わないこともあったり…。
そこで、色々なエンターテイメントを見聞きして、感激したものの共通点を探してみました。
まず、エンターテイメントで大事な要素として、「サプライズ(驚き)」が挙げられます。
音楽だと圧倒される音や歌声であり、映画やアニメだと「え!? こういうストーリー展開なの!!」とか、精巧な画に驚いたり。
スポーツも激的な展開で終わると感動しますよね。
つまり、予想を裏切られることで、人の心は動かされるのでしょう。
先の展開がわかってしまうと、面白みがありません。
一つ例を挙げると、「手品」は途中で結果がわかってしまうものがほとんど。
「どうしてそんなことができるの?」という不思議感はありますが、先の結果がわかってしまう時点でサプライズ要素が薄れる気がします。
しかし、魅せ方を上手に、最後にサプライズを持ってくれば面白いですね。

次に、挙げたいのは「一体感」。
ライブへ行くと、会場の皆が音楽に熱狂したり、お笑いだと皆で笑ったりして、相乗効果が生まれ、楽しみが増します。
祭りでは、綺麗に揃う踊りを見ると一体感を感じたり、自らが踊りに参加して一体感を感じることができます。
スポーツ観戦も、皆で応援し喜びを共有することで一体感を感じることができますね。
感動・感激を共有することで、喜びの感情が増幅されるのでしょう。
テレビやネットで見るよりも、会場や現地で見た方がより感動できるのは、「一体感」に他ならないはずです。
一つ具体例を挙げます。
「Britain's Got Talent」という番組です。
素人エンタメのオーディション番組です。
歌やダンス等をステージ上で披露して、審査する企画です。
下の動画はちょっと違った演出をして、会場を驚きと喜びの渦にします。
観客の少女の「何が起こるの?」という期待感あふれる表情や、審査員の表情、終いには観客も大喜びで、スタンディングオベーションです。
まさに、「サプライズ」と「一体感」を上手に演出したステージだと感じました。
自分の好きなエンタメを繰り返し何度も見ることも悪くはないと思いますが、時には触れたことのないエンタメに触れてみるのも良いのではないでしょうか?
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