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『1Q84』の中の感激した言葉

『1Q84』BOOK3の表紙

ちょっと時間があったとき、村上春樹さん著作の『1Q84』を読み直しました。

『1Q84』は、2009年から発売された長編小説(全3巻)で、全巻ミリオンセラーになり、世界中にも発行され、反響が大きかった作品です。

初めて読んだときは、「ふ、ふーん…。そうですか…。」程度の感想しかありませんでした。長かったので、勢いよく読んだからでしょうか…?

今度はじっくり時間をかけて読んでみました。面白かったです。というか、「なるほどー、こういう書き方もあるんだ。」と頭の中で唸った部分がいくつもありました。

そんな中で、「おお! これは…すごい!!」と思った表現・言葉遣いを紹介します。

初めて味わった「心から信じる」という言葉

『1Q84 - BOOK3』の最後の方に出てきた言葉です。一部引用します。

「そのとき何が起こったのか、いつか詳しく事情を話せると思う」と天吾は言う。「でも今ここでは、今僕が持っている言葉では間に合わない」
「でも本当に信じてくれるのね? 私の中にいる小さなものがあなたの子供だと」
心から信じる」と天吾は言う。
「よかった」と青豆は言う。(以下略)

最後のクライマックスに向けて、すごくいい場面だったので、「心から信じる」という言葉が、もの凄く響きました。

わたくし、人生の折り返しと言われる年齢を過ぎていますが、「心から信じる」って言葉を見たことも、聞いたことも、これまでなかったはず。ちょっと記憶にありません。(「心からありがとう」は何度か聞きますが…)

「じ~ん」と響いたので、目頭が熱くなりつつ読み進めて行くと、これまた驚きと「やっぱ、珍しい言葉なんだ」と思った文章がありました。

「ねえ、私は一度あなたのために命を捨てようとしたの」と青豆は打ち明ける。「あと少しで本当に死ぬところだった。あと数ミリのところで。それを信じてくれる?」
「もちろん」と天吾は言う。
心から信じるって言ってくれる?
心から信じる」と天吾は心から言う。

まるで、こちら(読者)の心境を見透かしたような書き方。思わず笑ってしまいました。

と同時に、「わざわざ、【心から信じるって言ってくれる?】と書くってことは、一般的に滅多に使わない言葉だからなんだろうな」とも感じました。

村上春樹さんの造語なのでしょうか?

「ココぞ!」という場面で使うといいかも?

そんなわけで、きっと、「心から信じる」という言葉に感動した読者は少なくないと思われます。

ですから、この「心から信じる」って言葉は、小説の中だけの言葉だけではなく、現実にも使えるのではないかと思いました。

「ココ!!」ってところで、使うと相手の心を大きく動かすことができるかもしれませんね。

「心からありがとう」って言葉は、恐らくたくさん使われたせいもあってか、なんだか大袈裟な感じを受けるというか、何となく胡散臭さを感じてしまいます。わたしだけでしょうか?

したがって、「心から信じる」も乱用しないようにした方がよいのでしょうね。

※前段の引用は、『1Q84 - BOOK3』(村上春樹:著、新潮社)を参考にしました。

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