石川が誇る日本三大パワースポット珠洲岬
日本は島国であるため、周囲を海に囲まれています。そして多くの活火山が存在する地でもあります。周囲の海と活動的な山に囲まれたこの地には、多くのパワースポットが存在しています。とくに海沿いには水に関するパワーの恩恵を得られる場所があります。そんな中、予約が取りづらい宿の地としても有名な石川県の珠洲岬が注目を集めています。このパワースポットはどんな魅力があるのかご存じでしょうか?石川県を観光するなら、ぜひ訪れておくべき珠洲岬の魅力やアクセス方法についてご紹介します。
珠洲岬は日本三大パワースポットのひとつ
石川県の能登半島に位置する珠洲岬は、富士山、長野県の分杭峠と合わせて、日本3大パワースポットと言われています。珠洲岬は、禄剛崎、金剛崎、長手崎などの岬の総称です。絶好の釣り場になっており、近くの葭ヶ浦温泉には「ランプの宿」もあります。こちらの温泉は、マムシの解毒作用があると言われています。
珠洲岬は対馬海流とリマン海流が交わる地形のため、海のパワーにあふれています。また、強力な大地のパワーにも恵まれているため、自然のパワーを思う存分享受できるスポットとして有名です。
珠洲岬は由緒ある岬で、714年出雲の国引きの神話にも登場しています。出雲の国引とは、「出雲風土記」に書かれている伝説で、八束水臣津野命(やつかみずおみつののみこと)が、新羅の地に綱をかけて国を引き寄せたとされる話です。
珠洲岬の素晴らしいところ
石川県能登半島周辺といいますと、白波が岸壁に打ち付けるような、日本海の荒波を想像される方もいることでしょう。その想像通り、この地域は南側から流れてくる対馬海流と、北側から流れ込んでくるリマン海流がぶつかる海域なのです。
つまり、強く流れの早い海流同士がぶつかり合う場所であるため、この石川県能登半島周辺は、波に削られた荒々しくも雄大な岩肌を望める地域でもあるというわけです。ちなみに、海の水は古代より地球を形成し、生物を育んできた母なる水と言われています。
すべての生物は、ミネラルを含んだこの母なる水によって誕生しました。海というのは、それ自体がパワースポットなのです。強い海流同士が、その荒々しい力をぶつけ合うこの岬は、海の力が集まるパワースポットです。
さらにこの岬が聖域の岬といわれるのには、こうした海から得られるパワーだけにとどまらないというところにもあります。能登半島は、古来より強い海流が流れ込む地域で、その強い海の流れに負けない力強い大地のパワーも宿っている場所といわれています。
つまり珠洲岬とは、海のパワーと大地のパワーが集まった自然の気の恩恵を得られるパワースポットといえる場所なのです。
珠洲岬内のパワースポット
青の洞窟
青の洞窟の入場料は、近くにある空中展望台と合わせて大人1500円、子供200円です。空中展望台のみは大人500円、子供100円です。自動券売機が設置されていますので、そこでチケットを購入し、ヘルメットを着用してから入場します。
洞窟までは下り坂を5分ほど歩きます。やや急な下り坂ですが、お子さんでも下れるくらいの勾配です。そしてトンネル内に入ると、到着です。
その名の通り、ブルーライトに照らされた洞窟はとても神秘的で、まるで海の中を漂っているような感覚に陥ります。天候や時間によっては、海水が流れ込んだ洞窟の一部が天然の青色になる場合もあるそうです。自然の青に出会えるか、運試しに行かれるのもいいかもしれません。
また、空中展望台には崖の先端から9.5メートルも突き出たスポットがあり、適度な揺れを感じることができますので、空中に浮かんでいるかのようなスリルとパワーを感じることができます。足元は網目状になっていますので、迫力満点です。高所恐怖症の方はご注意ください。
金剛崎
金剛岬は能登半島の先端にあり、パワースポットとして多くのメディアで紹介されています。金剛崎にある駐車場からは美しい日本海だけでなく、有名なランプの宿を見下ろすこともできます。
ランプの宿はおよそ450年もの歴史を持つ宿で、館内のあちこちにランプが飾られていることからその名が付きました。客室にテレビがなく、ゆったりと流れる時間の中。身も心もリフレッシュできる人気の宿です。
また、能登で採掘される安山岩を使ったアートを世界に発信するため、国際石彫シンポジウムin珠洲」に出品された作品の中の何点かが展示されています。
パク・チャンーカ作のモニュメント「FRAME STONE 夢の扉」は、四角くくり抜かれた部分からランプの宿を見ることができ、まさに絵画のフレームのような役割を果たしています。
珠洲岬のご利益
珠洲岬のご利益は、何と言っても自然のパワーです。疲れが溜まってイライラしたり、ちょっとしたことで落ち込んでしまったりする時は、自然のパワーが足りないときとも言われています。海と風と大地のパワーを珠洲岬から思う存分頂いてみてください。
また、ランプの宿には不思議な話があり、100年前に汲み上げられた水がいまだに腐らないのだそうです。宿主のひいおじいさんが1889年に採取した水が2002年に母屋から見つかり、保健所で調べてもらったところ、まだ飲むことができるとの報告を受けたのだとか。
にわかには信じがたい話ですが、それだけ珠洲岬は浄化のパワーにあふれているとも言えます。珠洲岬が三大パワースポットの1つである証拠とも言えるでしょう。
余談ですが、石川県を含む日本海側や東北地方では源義経伝説というのが多く伝承されています。実は、この石川県能登半島の珠洲岬にも義経伝説が存在しているのです。
かつて、兄である頼朝から命を狙われていた際、その追っ手から隠れるため義経一行は先ほどご紹介した青の洞窟に船を隠したと言われています。美しいと評判だった義経は、珠洲岬のパワースポットの恩恵を受けられたようで、追尾の兵に見つかることなく、この地を後にしたと言い伝えられているのです。
こうした伝承も残る珠洲岬のご利益は、気力にあると言われています。大地と海の自然の恩恵によって、やる気が満ち、疲弊した心を立ち上がらせるご利益があるのです。
珠洲岬へのアクセス
石川県内から訪れるなら、車が便利です。のと里山海道を能登空港インターチェンジから珠洲道路に向かって走ってください。金沢からですとおおよそ3時間程度の道のりになるでしょう。
また石川県外から訪れる場合は、バスやタクシーがおすすめです。バスの場合には、珠洲駅からバスで葭が浦停留所まで乗車してください。そこから徒歩15分くらいで目的の珠洲岬にたどり着くことが出来ます。
聖域の岬までは、奥能登絶景海道から海までの一本道を進みます。鬱蒼とした木々を抜けると、開放的なロケーションの中、自然の恩恵を得られるパワースポットにたどり着くことができます。
まとめ
石川県は、カニやブリといった海産物も豊富な地域です。海と大地のパワースポットでもあるこの場所には、美しいもの、美味しいものが豊富に存在しているのです。
パワースポットは、ただその場所に行って美しい自然の景色を見て自然の力を得るだけでなく、その地で育ったものを食すことも大切です。食べることで体内にパワースポットそのものの恩恵を得ることもできるのです。
ストレスが溜まったときは珠洲岬の強力な自然のパワーを享受し、全身をリフレッシュされてみてはいかがでしょうか。
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