かなり昔から言われてる基本的なことですが、意外と知られておらず、ホームページ作成する人は、全角で数字やアルファベットを書くケースが多いように見受けられます。…実は筆者も、5年程前に知りました(汗)。
全角で数字やアルファベットを書くと検索エンジンは「1文字ずつ」認識します。
例を挙げると、「1,000」を「1,000」と書くと、検索エンジンロボットは「1」が1つ、「0」が3つと解読します。半角で「1,000」と書いた場合は「1,000」を一つの単語として認識します。
Google Search Console(以前はGoogleウェブマスターツールの名称)の「Googleインデックス > コンテンツ キーワード」を見るとすぐにわかるはずです。
全角アルファベットも同様です。
筆者が運営するブログの中に「金額」を記述することが多いブログがあります。まだ知らずに全角で数字を書いておりました。また、コメントを寄せてくれた人も全角で数字を記入。結構な頻度でコメントが来ていたので、記事数もコメントも短期間で結構増えました。
記事数とコメントが増えた(特にコメント)ある日、狙いの検索ワードでの検索順位が2位から30位前後に下落しました。
原因をつかめず、いろいろ調べて、Googleウェブマスターツールで原因を発見。「コンテンツ キーワード」の1位が「0」になっていたのです。
つまり、運営ブログの内容の中で、最も重要なワードが「0である」と認識されてたんですね…。
すぐに全て半角に修正すると、約1ヵ月後に元の2位に戻った次第です。
金額(値段)は全角の文字にするメリットが無いと思われます。
電話番号やファックス番号を一つの単語として、検索エンジンロボットに認識してもらいたい場合も、やはり半角で書くべきです。電話番号で検索してホームページに辿り着く検索ユーザーもいますし。
ただし、逆にTEL&FAX;番号を検索エンジンロボットに読み込まなくさせるために、わざと全角で記入することもできます。
読み込まなくさせるために、少々手間ですが、電話番号等を画像処理する手もあります。 (2016.1.17)