Googleが様々なアップデートを行い、Googleの検索エンジンが最近数年間で劇的に変化したように思います。
検索エンジンを使う人にとっては、求めるホームページが以前よりも格段に素早く見つかるようになった感じがします。
逆に、ホームページ運営者にとって、ある検索ワードの検索結果で上位表示させることが難しくなったように思う人が多いと思います。筆者も同様です。
以前なら、バックリンク(被リンク)をとにかく数多く集めれば、検索結果の上位に表示されるようにできたからです。
しかし近年は、「たくさんのバックリンクを集めすぎると逆に順位が下がる」と言われ始めました。そして、以前は「リンク集ページ」を設置してあったホームページから、「リンク集ページがなくなる現象」が増えました。
前置きが長くなりました。
「本当にバックリンクは検索順位に影響を与えなくなったのか?」筆者自身のホームページを利用して実験したので、実験内容と結果を掲載します。
結論から書きます。
SEOは色々なことに気配しなければなりません。そこで、検索順位を上げたかったホームページのSEOを一通り終えたところで、比較的ページの重要度が高い(以前で言えばPageRank)はずのページにリンクを貼りました。
SEOの効果が検索結果に反映されるのは、大体1ヵ月くらいかかるので、1ヶ月待ち、そしてリンクを貼りました。検索順位を上げたいホームページは、ほとんどバックリンクが無い状態です。
結果、半月程で50位前後のホームページが30位前後まで検索順位が上がりました。
「検索順位がそもそも低いし…」と思うかもしれませんが、出来立てのホームページであり、また、かなり競合相手の多い検索ワード(検索される回数が多い単語)での検索結果の順位変動です。
実験の手順も踏まえ、「バックリンクの効果で検索順位が上がった結果である」と判断しました。
「バックリンクの時代は終わった」と聞くと、「バックリンクは悪」と安易に考えがちのようですが、バックリンクは今でも検索順位を決める要素の一つです。
ただし以前よりも、バックリンクの数より、コンテンツ評価(ホームページ全体orページの内容)が重要になったのは事実です。
コンテンツが良ければ自然にバックリンクも増えるはずです。最近はソーシャルでリンクを貼られるケースも見られますね。
コンテンツの充実・整理に力を入れ、自然にバックリンクが増える流れがベストです。
バックリンクについては、違った実験を行った記事も書きます。よろしければ参考にして下さい。 (2016.1.10)