「映画」カテゴリでは、映画評論サイトや映画データベースの紹介と、「つぶやき映画論」を掲載。
「映画好きです!」とはいうものの、大した作品数を見たわけではありませんが、「映画論」として、私見を掲載。
どちらかというと「実際にあった話をモチーフにした映画」が好きだったのですが、その他のジャンルも見るようになりました。
気に入った映画があれば、買って何度も見るクセがあります。なんか、何度も見たくなるというか…。
そんな中でも、異様な回数をみて、見る度に気づくことがあり、改めて「すごいなぁ」と思う次第です。
そして、自分なりに「あ! こういった映画はやっぱり作品としてすごいんだ!」と気付いたことがあります。
「ストーリー、演技・演出」が良いのは最低条件、作品として良いと思わされるのは「映像美」と「音楽」も良いことが必要だと思いました。
そのことに気付いたのは、ある2本の映画を比較したときでした。
今でも「好きな映画は?」と尋ねられると、『ショーシャンクの空に』は、3本指に入ると思います。高校時代でしたかね? 初めて見たのは。頭を金槌で殴られたような衝撃を受けたのを強烈に覚えています。
好きな映画については、当時、詳細を調べないことにしていました。
しかし、映画をいろいろ見ていくうちに、調べてビックリしたのが、この作品、何の賞も受賞していなかったという事実。
「え!? なんで!!」と思い、ちょっと深堀してみたら、理由がわかりました。
公開された1994年には、多数の映画がある中、なんと『フォレスト・ガンプ』もありました。
『フォレスト・ガンプ』もすごい好きな映画の一つです。こちらは、アカデミー賞の他、様々な賞を受賞。
2つの映画を比較したとき、圧倒的に違ったのは、「映像の美しさ」と「音楽」。
ストーリーを考えると、『ショーシャンクの空に』は、綺麗な映像や明るい音楽を散りばめることはできません。
それに比べ、『フォレスト・ガンプ』は、時代の変遷とともに、美しい映像や時代にインスパイアした音楽を効果的に挿入することができました。
受賞の経緯も納得しました。
「ストーリー」「映像美」「音楽」といった点で、宮崎駿監督のジブリ作品はやはりすごいと思わされます。
「夢・希望」を含むストーリーと、美しい街並みをモチーフにした背景、そして久石譲さんの音楽や、映画にピッタリ来る主題歌の選択。
初期の頃の作品に、如実に表れていると思います。
「食わず嫌い」で、見る気もなかった『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』は、見た後、涙ホロリでした。。(加齢のせいもあるかも、ですが。。)
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