【2023年初詣】神奈川おすすめ神社ランキングはこちら!

皆さん、2023年の初詣に行く神社は決めましたか?令和最初のお正月、新たな気持ちで迎えたい!特別なパワースポットでお参りしたい!そんな方のために、神奈川県で初詣におすすめの神社をランキングにしました。神奈川県は横浜、鎌倉、江の島、湘南、箱根など、様々な観光地が存在しますが、鎌倉をはじめとして神社や仏閣も多く、またそのご利益も各神社で様々です。これから紹介する神社を比較して、是非ご自分の初詣に行く神社選びの参考にしてくださいね。

報徳二宮神社

報徳二宮神社

報徳二宮神社は、神奈川県小田原市にある神社です。神社の御祭神は「二宮尊徳」です。小田原は二宮尊徳の生誕地であり、その教えを慕う近隣6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の総意により1894年(明治27年)に創建されました。二宮尊徳と言えば、勉強をする姿の像が有名ですが、そんな尊徳の姿から「学業成就」「合格祈願」など学問にまつわるご利益を求めて祈願する人が多いです。また、尊徳は生涯にわたって小田原、北関東、東北に至るまで財政再建に尽力し成果を挙げたことから、「商売繁盛」など経営や財福にまつわるご利益もあるとされています。さらに、尊徳は農民に生まれながら様々な分野の学問に励み、最終的には幕府に仕える武士にまでなりました。そんな尊徳の生涯にあやかり「立身出世」のご利益もあるとされています。また、神社の鳥居をくぐった右手にある報徳会館内のレストランの横にある木は、パワースポットになっています。レストランを利用する際には、この木からパワーをいただくのもおすすめです。

報徳二宮神社へのアクセスは、JR小田原駅東口から徒歩約15分です。車でも可能ですが、12月31日~1月3日までは終日境内の駐車場が利用できないとのことなので、公共交通機関か、近隣の有料駐車場を利用してくださいね。

寒川神社

寒川神社

寒川神社は、神奈川県高座郡寒川町にある神社です。相模川のほとり、厚木と茅ヶ崎の間にあります。その歴史は約1600年と言われ、大変由緒ある神社です。古くは朝廷、源頼朝、武田信玄、徳川家代々などが信仰していたとされています。御祭神は、相模国を中心に関東を広く開拓したとされる寒川比古命(さむかわひこのみこと)、寒川比女命(さむかわひめのみこと)で、「寒川大明神」と奉称されています。全国で唯一の「八方除」の神様と言われるのも、かつての戦国武将たちから篤い信仰を受けた理由の一つです。すなわち全ての厄災を取り除き、福をもたらし生活に限りない恩恵をもたらすとされています。霊峰富士を源とする清流・相模川のそばにあり、川の恵みが織り成す豊かな自然環境も魅力で、パワースポットとしても人気があります。さらに最近では夏至、冬至、秋分の日、春分の日すべてで太陽が寒川神社の真上を通るという「レイライン」と呼ばれる御来光の道がある神社としても話題です。

太陽エネルギーが集中する非常に清浄な場所であるとして、パワースポット好きの方達の間でも人気が高まっています。寒川神社へのアクセスはJR宮山駅から徒歩5分です。車でのアクセスは厚木ICから約20分、茅ケ崎中央ICから約10分、寒川北ICから約3分です。

川崎大師平間寺

川崎大師平間寺

川崎大師平間寺(へいけんじ)は、神奈川県川崎市川崎区にあるお寺です。地元の人からは「厄除けのお大師さま」として信仰を集めています。このお寺はランキング内でも初詣の神社として全国的にとても人気があり、初詣の参拝者数は毎年全国3位以内に入ると言われています。元日の初詣は毎年最寄りの川崎大師駅から行列ができるとか。仲見世も魅力的で、参拝以外にも楽しめる場所が多いのも特徴の1つです。川崎大師は今から約890年前、無実の罪で出身地を追われこの地に流れ着いた平間兼乗という武士が、夢の中で高僧に海で像を探せとお告げを受け、実際に海から弘法大師の像を引き上げたという逸話が由来になっています。御本尊は弘法大師空海上人の御尊像で、これが「厄除けのお大師さま」の由縁です。ご利益は厄除け、家内安全、商売繁盛、健康長寿など様々にあると言われています。毎日行われている「護摩祈祷」は、護摩木と呼ばれる木を炉の中で焚くことで弘法大師さまのご供養を行うものです。元日には「元朝大護摩供」が0:00から行われます。元日0:00のお護摩札は特別ご利益があるとされ、毎年多くの人が祈願に訪れます。この元日のお護摩札は事前に予約して授かることもできます。

川崎大師平間寺へのアクセスは京浜急行大師線川崎大師駅から徒歩約8分です。車の場合は首都高横羽線大師ICから約5分です。12/31~1/3の間は交通規制があるため、なるべく公共交通機関を使うのがおすすめです。

箱根神社

箱根神社

箱根神社は、神奈川県足柄下郡箱根町にある神社です。古くから箱根総鎮守として信仰を集めている神社で、鎌倉幕府を開いた源頼朝も深く信仰したと言われています。歴史は奈良時代まで遡り、箱根大神と呼ばれる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)の御神託により現在の地に建てられました。平安時代に箱根路が開通すると、人々は道中の安全を箱根神社にて祈願しました。さらに箱根宿や関所が設けられる時代になると、東西交通の要として、交通安全祈願所としてさらに崇敬を高めていきます。今でも交通安全、心願成就、開運厄除などのご利益を求めて多くの参拝客が訪れ、パワースポットとしても人気があります。また、箱根神社から少し離れた九頭龍神社の分社である新宮があり、縁結びのご利益があると言われています。境内にはこの他にも殖産興業、商売繁昌のご利益があるとされる「第六天神社」や、坂上田村麻呂が勝利を祈願して矢を献上したことに由来し、勝利のスポットとして人気の「矢立の杉」、89段あることから89=厄(やく)落としになるという階段、子孫繁栄や子宝、安産に恵まれると言われる「安産杉」、夫婦円満のご利益がある「夫婦杉」など、パワースポットがたくさん。

見所満載の神社です。箱根神社へのアクセスはJR・小田急小田原線小田原駅から箱根方面行きへのバスに乗車(約60分)、「元箱根」で降車し徒歩約10分です。車の場合は箱根新道芦ノ湖大観ICから国道1号経由で約10分となっています。

江島神社

江島神社

江島神社は、神奈川県藤沢市江の島にある神社です。この神社ではランキング内でも珍しい三姉妹の神様が祀られ、地元の人々を中心に親しまれていました。三人の女神を合わせて「江島三神」と呼んでいます。江島弁財天とも呼ばれ、海の神、水の神として、また古くには戦いの神として武士たちから信仰を受け、現在では「芸能・音楽・知恵の神」「福徳財宝の神」として芸道上達や開運を願う人々に信仰されました。辺津宮の境内の奉安殿には、「八臂弁財天(はっぴべんざいてん)」「妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)」が祀られています。妙音弁財天は、昔から多くの参拝者を集めていたそうです。あの徳川家康も参詣し、以降の徳川将軍達も病気の治癒、安産、道中安全などを祈願したと言われているのだとか。そんな由縁から、初詣にも人気があり、毎年多くの人が参拝にやってきます。そして、江島神社で忘れてはならないのが、恋愛成就や縁結びにまつわるご利益です。辺津宮の奉安殿の隣にある「八坂神社」は、江島神社の末社で、厄除、縁結び、学問上達などの様々なご利益があります。お社の前にある根元が繋がった二本の銀杏の樹「むすびの樹」が有名で、二つの樹が一つに結ばれていることからこの樹にあやかって絵馬をかけて願い事をすると良縁を招くとされ、とても人気のあるスポットです。奥津宮にある「龍恋の鐘」も、二人で鳴らすと永遠の愛が叶うとして有名です。

江島神社へのアクセスは小田急線「片瀬江ノ島」駅、江ノ島電鉄「江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅からそれぞれ徒歩で約15~23分です。

平塚八幡宮

平塚八幡宮

平塚八幡宮は、神奈川県平塚市浅間町にある神社です。仁徳天皇が国土安穏を祈って應神天皇(おうじんてんのう)をお祀りされたのが創祀と言われています。御祭神は應神天皇、神功皇后(じんぐうこうごう)、武内宿禰(たけのうちのすくね)で、聖武天皇の時代には相州一国一社の八幡宮となり、相模国一国一社八幡宮として、また鎮地大神として多くの信仰を集めています。鎌倉時代には源頼朝が夫人政子氏の安産を祈願したことや、徳川家康が社領を寄進し自ら参拝するなどのエピソードがあり、武士からの信仰も篤かったとされています。ご利益は家内安全、健康生育、厄除、商売繁昌などがあり、特に安産祈願として妊娠5ヶ月目の戌の日にお参りし岩田帯を締めるのが有名です。平塚八幡宮の境内には他にも御殿を向かって右側に末社三社が祀られており、諏訪社では交通安全、若宮社では子育て・子どもを守る、神明社では商売繁昌と、それぞれに異なったご利益のある神様が祀られているので、御殿と合わせてお参りするのがおすすめです。

平塚八幡宮へのアクセスはJR平塚駅より徒歩約8分、車では東名高速厚木ICから約35分です。

瀬戸神社

瀬戸神社

瀬戸神社は、神奈川県横浜市金沢区にある神社です。この地は古くは入り江で、海水が渦巻く場所だったことから、海の神様を祀っていたとされ、また、海流に罪や穢れを流し去るための神聖な場所として信仰があったとされています。神社が建てられたのは平安時代末期で、源頼朝が伊豆で戦勝祈願をして加護をもらった伊豆三島明神をこの地に勧請して創祀。鎌倉時代以来、北条氏、足利氏、徳川家など歴代の武家の信仰を集めました。瀬戸三島明神とも呼ばれ、勝運や出世の神様と言われます。江戸時代には名勝金沢八景に鎮座する神社として信仰が広まりました。御祭神は主神として大山祇神(おおやまつみのかみ)、他に配神として須佐之男命(すさのおのみこと)、菅原道真公など11柱が祀られています。様々なご利益を受けられるとされていて、金運招福、厄除け、五穀豊穣、合格祈願、出世開運、恋愛成就、子孫繁栄など数え切れないほどです。本殿の他にも沢山の摂社、末社があり、岩を切り開いて作られた社からは大自然のパワーを感じます。神社の国道をはさんで向かいには摂社の「琵琶島神社」があり、北条政子が琵琶湖の竹生島から勧請したとされる弁財天が祀られているので、合わせてお参りするのがおすすめです。

瀬戸神社へのアクセスは当急本線金沢八景駅から徒歩約3分です。車でのアクセスは横浜横須賀道路朝比奈ICから県道23号を経由し、国道16号を金沢八景方面に約3kmとなっています。

伊勢山皇大神宮

伊勢山皇大神宮

伊勢山皇大神宮は、神奈川県横浜市西区宮崎町にある神社です。明治初年に横浜の総鎮守として創建され「関東のお伊勢様」として有名です。伊勢神宮といえば三重県の神社を思い出す人も多いかもしれませんが、ここ伊勢山皇大神宮は、その伊勢神宮から勧請したとされる神社で、伊勢神宮の内宮と同じ天照大御神(あまてらすおおみかみ)を御祭神としています。天照大御神は天岩戸の神話でも知られ、太陽を表す名前のごとく、万物を照らしてこの世に生きとし生けるもの全ての誕生から生成発展を司る神様で、どんな願い事も聞いてくださると言われます。ご利益は国土安泰、開運、勝運、福徳、とスケールが大きいですね。境内には他にも、1996年に大国主大神(おおくにぬしのかみ)の和魂(にきみたま)の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の御分霊を宿した磐座(そのものに宿っているとされる岩)がある「大神神社」や、生糸及び蚕種の守護神として崇敬を集めた「杵築宮」および野毛地区の氏神様が祀られた「子之大神」が合祀されています。伊勢神宮と同じくらいのご利益とパワーを頂ける、横浜の中心的な神社です。

伊勢山皇大神宮へのアクセスは、JR桜木町駅から徒歩約10分、京浜急行日ノ出町駅から徒歩約10分、みなとみらい線みなとみらい駅から徒歩約15分です。1/5までは神宮の駐車場は閉鎖されています。

九頭龍神社 本宮

九頭龍神社

九頭龍神社本宮は、神奈川県足柄下郡箱根町にある神社です。芦ノ湖湖畔の森にたたずみ、湖に浮かんでいるような神秘的な景観が特徴です。近くの箱根神社と合わせた両社参りも人気があります。芦ノ湖には九頭龍伝説と呼ばれる伝説が昔から信仰されています。人々を毒で苦しめた毒龍がいたので、箱根権現を建立した萬巻上人が湖中に石壇を築き調伏の祈祷を行ったところ、毒龍が懺悔し形を改め、やがて宝珠・錫杖と水瓶を奉持して帰依したため、上人は龍神として手厚く祀ったという伝説です。この伝説から九頭龍大神が御祭神として祀られています。ご利益は開運隆盛、金運守護、商売繁盛、縁結びなどがあり、現在も多くの人々に崇められています。特に縁結びの神様として人気のようで、良縁祈願の聖地とも言われています。ひっそりと鎮座する九頭龍神社では、木々に囲まれてゆったりとした時間を過ごすことができ、パワースポットとしても女性を中心に人気があります。境内には9つの龍の口から湧水が流れ落ちる場所があり、この水は「龍神水」と呼ばれ、掌に受けて口を漱げば一切の不浄を洗い清める、恋愛運が上昇するなどとされます。神社で販売されている専用のペットボトル(持参品でもOKのようです)に入れて持ち帰ることもでき、神棚に祭る他、飲料水として使えます。

九頭龍神社本宮へのアクセスは、箱根九頭龍の森から徒歩か、湖側からボートなどで行く必要があります。月次祭のある13日なら、参拝専用バスが小田原駅・箱根湯本駅より参拝船が出航する元箱根までスムーズに行くことができます。

大山阿夫利神社

大山阿夫利神社

大山阿夫利神社は、かつて大山が「あめふり山」と呼ばれ、古来より雨乞い信仰の中心地として広く親しまれてきたことからこう呼ばれるようになりました。創建は、今から2200年以上前の崇神天皇の御代に建てられたと伝えられています。江戸時代には大山詣りが流行して大いににぎわったとか。2016年にはこの大山詣りが日本遺産に認定されるなど、確かな伝統、文化を継承し続けている歴史ある神社です。御祭神は大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)で、山の神、水の神、産業・海運の神として信仰されています。別名酒解神とも呼ばれ酒造の祖神でもあります。また、富士山の御祭神、木花咲耶姫の父であるとともに、絆を取り持つ神様とも。下社まではケーブルカーで行くことができ、標高は696m程。そこから本社まで登ると標高は1252m。急な登山道なので、本社まで行く場合は登山用の服装で準備して行くのが良いでしょう。登頂した際には、晴れた日には房総半島や伊豆半島、富士山を見わたすことができるかもしれません。天気が良ければ初日の出を拝むことができ、ランキング内でも初詣に人気の高い神社です。大山阿夫利神社へのアクセスですが、下社までは大山ケーブル駅からケーブルカーで約6分、阿夫利神社駅で下車します。

大山ケーブル駅へは、小田急小田原線伊勢原駅から神奈川中央交通バスの大山ケーブル駅行きに乗り28分ほど、停留所から徒歩15分程です。

成田山横浜別院延命院

成田山横浜別院延命院

成田山横浜別院延命院は、神奈川県横浜市西区にある寺院です。成田山新勝寺の横浜別院でもあります。歴史を振り返れば、横浜では日米通商条約の締結により横浜港が開かれ、全国各地から移住者が押し寄せました。その際、東京や千葉で成田不動尊を信仰していた人々の横浜でも信仰を続けたいという強い念願のもと、成田山大本山に願い出て、明治3年に遥拝所が設けられました。その本尊に成田山観音院の不動明王像を遷座奉安したのが、成田山横浜院の開創と言われています。ご利益は障害除去、厄災消除、願望成就などがあり、様々な願いを祈る真言密教の秘法である「御護摩」が毎日行われています。御護摩の火に当てて祈念を込めた御護摩札には、不動明王の霊徳が宿るとされており、元日には「元旦晨朝特別大護摩供並お祓い」が0時から行われます。御護摩祈祷では、無病息災、身体健全、息災延命、障魔退散、厄除けなど様々な願い事を記したお護摩札で祈祷を行います。授かった御札を家庭や職場でお祭りすることでお不動様のご利益が受けられます。

成田山横浜別院延命院の最寄り駅は、京急日ノ出町駅、JR桜木町駅で、どちらからも徒歩10分程で行くことができます。

報国寺

報国寺

報国寺は、神奈川県鎌倉市浄明寺にあるお寺です。臨済宗建長寺派の寺院で、建武元年(1334年)に仏乗禅師の天岸慧広がこの地に開山したのがはじまりとされています。寺院の開基は足利家時で、上杉兼重も創設にかかわっていたとされ、足利家と上杉家の菩提寺として栄えました。また、関東における足利公方終焉の地としても有名です。本道の裏手には見事な竹林が広がり、竹の隙間から差し込む太陽光が美しく、清浄な空気に包まれています。マイナスイオンが溢れているかのようなこの地は、デートスポットとしても人気で、報国寺を訪れたカップルが結婚に至ることも多いことから、縁結びのパワースポットとしても有名です。川端康成をはじめ芸術家や文学家ともゆかりが深く、緑豊かな空間と美しい和の建築美を存分に味わうことができます。拝観の受付で抹茶券を購入すると、竹林の中にある茶席「休耕庵」でお茶とお菓子を楽しむことができます。報国寺への初詣ですが、12/29~1/3は拝観休止となっているため、1/4以降に行ってみましょう。参拝時間は9:00~16:00までで、抹茶の受付は15:30までとなっています。

報国寺へのアクセスは、JR鎌倉駅より京浜急行バス鎌倉霊園正面前大刀洗・金沢八景行き/ハイランド行きに乗り約12分、浄明寺バスで下車後徒歩約3分です。車の場合は横浜横須賀道路朝比奈ICより約10分です。

神木山等覚院

神木山等覚院

神木山等覚院は、神奈川県川崎市宮前区にある寺院です。山号である神木山(しぼくさん)は、日本書紀・古事記に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)が由縁です。日本武尊が東夷征伐のおり疲れ切って喉の渇きを覚えた際、たまたま鶴が舞い降りた場所を追うと水辺があり、その冷泉を飲むと疲労がどんどん癒え、英気がみなぎってきたといいます。そしてその水を神助の霊水だと感じた武尊が一本の木を植えます。その地こそが現在の等覚院であり、代々その木を神木と崇め、後に天台宗の僧侶である智証大師円珍が神木で不動明王を刻んだことから「神木山」と呼ばれ、不動明王がご本尊となりました。等覚院の不動明王は、関東三十六不動霊場の第六番になっています。ご利益はぜん息封じ、癌封じが広く知られており、ぜん息や病・難病の平癒の祈願に訪れる人々が多いそうです。随時ご祈祷も受け付けており、家内安全、病気平癒、厄除け、交通安全、商売繁盛、安産祈願、道中安全など様々な祈願をすることができます。「つつじ寺」としても有名で、5月の見頃の時期には見事なツツジの花を見ることができますよ。

神木山等覚院へのアクセスは向ヶ丘遊園駅から東急バス梶が谷行き乗車「神木不動」で下車後徒歩2分、登戸駅から川崎市営バス菅生車庫・鷲ヶ峰営業所・向丘出張所行き乗車「神木不動」で下車徒歩2分、溝の口駅の南口バスロータリー3番乗り場から川崎市営バス乗車「神木本町」で下車徒歩5分です。

円覚寺

円覚寺

円覚寺は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院で、北鎌倉駅からほど近くにあります。鎌倉時代後期に蒙古からの侵略戦争(元寇)の戦没者の菩提を弔うため、北条時宗が宋(中国)の無学祖元を招いて送検されたお寺です。鎌倉五山という鎌倉の禅宗で最高の格付けをされた五大寺のうちの一つで、第二位の格付けをされています。総門から石段を登ってまず初めに目に入る山門は円覚寺のシンボルとも言える見事な建築物です。ご本尊は宝冠釈迦如来と呼ばれ、冠をかぶって装飾された美しく珍しいお釈迦様が仏殿に祀られています。仏殿から向かって右側には国宝にもなっている関東で最も大きい洪鐘(おおがね)があり、高さは259.5cmもあるのです。洪鐘の完成には江ノ島弁財天の加護があったと考えられ、その弁財天を祀るためのお堂である「弁天堂」がそばに建っています。弁天堂では祈祷を行っており、開運招福、厄除け、商売繁盛、家内安全、合格祈願、技芸上達などのご利益を得ることができると言われているとのこと。1/1~1/3の期間は、舎利殿への参拝も可能になりますので初詣におすすめです。円覚寺へのアクセスはJR横須賀線北鎌倉駅から徒歩約1分。車の場合は横浜横須賀道路朝比奈ICから約20分。鎌倉駅からバスも出ていて、江ノ電バスの「大船駅行き」「上大岡駅行き」「本郷台駅行き」に乗って「北鎌倉駅」で降車です。

鎌倉宮

鎌倉宮

鎌倉宮は、神奈川県鎌倉市二階堂にある神社です。主祭神は後醍醐天皇の息子である大塔宮と護良親王です。護良親王は、鎌倉時代末期に後醍醐天皇が幕府への挙兵の動きを知られたため捉えられ隠岐に流された際、天皇の代わりとなって鎌倉幕府の打倒に多大なる活躍を見せ、征夷大将軍となった人物です。その後、足利尊氏に征夷大将軍の座を狙われ28歳という若さで暗殺されてしまいます。明治天皇はそんな護良親王に思いを馳せられ、親王の御遺志を称え末永く伝えるために、親王最期の地である東光寺跡に神社を建てられ、天皇自ら「鎌倉宮」と名付けられたのが由縁です。鎌倉宮で有名な縁起物として「獅子頭」があります。獅子頭を玄関に置いておくと、悪いものを打ち払う厄除けになり福を招き、また車の中に入れておくと身代わりとなって大難を小難に、小難を無難にと導き守ると言われています。神社の絵馬にも獅子頭の絵が描かれています。また、境内にある護良親王の忠臣村上彦四郎義光公の木像は、「撫で身代わり様」とも言われ、自信や大切な人の厄除け、治して欲しいところを撫でることで病気平癒を祈願することができます。

鎌倉宮へのアクセスはJR鎌倉駅から徒歩約30分です。鎌倉駅からバスで行くこともでき、東口のバス乗り場から京急バス「鎌20・4番」の大塔宮行きに乗車、「大塔宮」バス停で降車します。

高徳院(鎌倉大仏)

高徳院

高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある大仏殿です。鎌倉大仏殿には通称「露坐の大仏」として名高い国宝銅造阿弥陀如来坐像を本尊として鎮座しています。像高は約11.3mという巨大な仏像は、訪れる人を圧倒させ、ランキング内でも日本人、外国人問わず有名な観光地の一つと言えるのではないでしょうか。鎌倉時代に造られてから現在まで大きな修復はなく、ほぼ鎌倉時代の姿を保っている貴重な仏像です。高徳院とは鎌倉大仏を本尊とする浄土宗のお寺のことを指します。鎌倉の大仏様には精霊が宿っていると言われており、善の強いエネルギーを感じるパワースポットとして人気があります。大仏様には、個人的なご利益というよりも、世界の平和や安寧に祈りを捧げるのがおすすめです。また、胎内に入ることができるのも大きな特徴で、神秘的な空間に身を置くことでさらに仏様のパワーを感じることができると思います。木札に大仏様が彫られた「開運木札ストラップ」というお守りも人気があり、開運、恋愛成就のご利益があると口コミで話題となっています。また、入口から入ってすぐに仁王像が守護する「仁王門」と呼ばれる山門もパワースポットで、仁王尊(金剛力士)には災厄除け、身体健全のご利益があるとされます。

高徳院へのアクセスは、江ノ島電鉄長谷駅から徒歩約7分です。バス利用の場合は、鎌倉駅東口から江電バス、または京急バスに乗り、「大仏前」停留所で下車します。元日は0:00~から参拝可能ですが、12/31~1/3の間は市内車両通行規制が入り、高徳院周辺までの車の乗り入れは不可となるので、なるべく公共交通機関を利用しましょう。

葛原岡神社

葛原岡神社

葛原岡神社は神奈川県鎌倉市梶原にある神社です。後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府打倒のため活躍した日野俊基(ひのとしもと)卿を祀っている神社です。鎌倉幕府打倒に尽力した護良親王を祀った鎌倉宮と同じく、俊基卿に深く追慕せられた明治天皇が、俊基卿の最期の地である葛原岡に神社を建てられました。俊基卿は、後醍醐天皇が興した「建武の中興(建武の新政とも)」をその目で見ることなく、幕府の手によって悲劇の最期を迎えたとされていますが、建武の中興への道を開く大きな役割を果たしたため「開運の神様」、また学才にも優れていたため「学問の神様」として、広く崇敬を集めています。また、境内には「縁結び石」と呼ばれる1組の石があり、「男石」「女石」とそれぞれ名前がついています。この縁結び石の御祭神は、二宮尊徳邸内の楠で作られたという大黒様であり、良縁結びのパワースポットとしてとても有名です。ハート型の縁結び絵馬やさくら貝御守、恋みくじなど縁結びに関わる可愛らしい御守やおみくじも揃っていて、女性を中心に人気のようです。

葛原岡神社は源氏山公園の中にある神社で、アクセスはJR鎌倉駅から徒歩約35分、JR北鎌倉駅から徒歩約30分です。境内には無料駐車場もありますが6台と数が少ないので、初詣は人手が予想されるためなるべく公共交通機関を利用しましょう。

真鶴 貴船神社

貴船神社

真鶴貴船神社は、神奈川県足柄下郡真鶴町にある神社です。真鶴半島の半ばにあり、漁港を見下ろす高台にあります。御祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)で、その歴史は1200年も前に遡ります。真鶴岬の笠島という現在の三ツ石の沖合に夜毎現れる不思議な光を平井の翁が調べると、一隻の楼船が表れ、船内に木像と「神を祀れば村が向上する」といった内容が書かれた書状が見つかったのだそうです。その夜、翁の夢にその神が表れ、自らが大国主神であることを告げられました。このことから翁は村人と協力して社を建て、これが貴船神社の起源であると言われています。以来、「貴宮大明神」と呼ばれて真鶴を守護する鎮守として漁業や海上交通の安全祈願の神様として地元の人々に親しまれてきました。大国主神は、「結びのご神徳」を授ける神様と言われ、医薬・薬学の神様とも言われます。従って、海上安全や大漁祈願、良縁祈願、病気平癒などを祈願する人が多いのだそうです。もちろん、一般的な家内安全、商売繁盛、厄除けなどの祈願も行っています。毎年7月には国の重要無形民俗文化財にも指定され、日本三大船祭りの一つでもある例大祭「貴船まつり」が盛大に行われます。御神体を神輿に乗せて華やかな船で港を渡る姿は一見の価値があります。

真鶴貴船神社へのアクセスは、JR真鶴駅からバスで7分、「宮の前」下車後すぐです。車の場合は小田原厚木道路小田原西ICから約25分です。

銭洗弁財天宇賀福神社

銭洗弁財天宇賀福神社

銭洗弁財天宇賀福神社は、神奈川県鎌倉市佐助にある神社です。神社名の通り、お金を洗うとお金が増えると言われている「銭洗水」が湧いている神社で、金運アップには外せない場所としておすすめです。神社の由縁は鎌倉時代に遡ると言われ、源頼朝公が鎌倉幕府を開いた後、幕府の安泰と民心の安寧を神仏に祈っていたところ、宇賀福神からお告げを受けます。頼朝公がこのお告げのとおりこの地に社を建てて宇賀福神を祀り、世の混乱が静まったといわれています。このことから、「銭洗水」でお金を清めると、心の不浄が清められ、金運上昇のご利益があるという信仰が生まれました。この湧水は鎌倉名五水の一つにも数えられています。鳥居の目の前はトンネルの入口になっていて、トンネルを抜けると御祭神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀った本社が現れます。奥宮は洞窟に入った奥で、宇賀福神と弁財天が祀られており、銭洗水もここから湧き出ています。

銭洗弁財天宇賀福神社へのアクセスは、JR横須賀線「鎌倉駅」西口から徒歩約18分です。

長谷寺(長谷観音)

長谷寺

長谷寺(長谷観音)は、神奈川県鎌倉市長谷にあるお寺です。奈良時代、聖武天皇の時代に開創され、ランキング内でも有数の古い歴史のあるお寺です。最も有名なのは、長谷寺のシンボルとも言えるご本尊の「十一面観音菩薩像」です。長谷寺境内最奥にある観音堂に鎮座し、高さ9mにも及ぶ金色に輝く観音様は、その美しさで見るものの心を否応なしに惹きつけ、魅了します。この菩薩様は、十一面にあるお顔で全ての方向を見守っているとされ、それぞれに人々を励ましたり、怒ったり、なだめたりしてくれるとされています。そのため、人間の現世から死後まですべてを見守って頂けると考えられとても有難い菩薩様として長年人々に親しまれています。また、山門から向かって右側の下境内エリアには「大黒堂」「弁天堂」「弁天窟」という金運、仕事運などがアップすると言われる強力なパワースポットも!上境内エリアには、3ヶ所見つけると良縁のご利益があると言われる「良縁地蔵」があります。にこやかな顔のお地蔵様が3体寄り添った姿で、見つけた時には思わず顔がほころび穏やかな気持ちになれます。待ち受けにするとご利益があるとも。

長谷寺へのアクセスはJR鎌倉駅からバス乗車後「長谷観音」から徒歩約5分、または江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩約5分です。車でのアクセスは横浜横須賀道路朝比奈ICから県道204号を約30分です。

まとめ

神奈川県は鎌倉市を中心に数多くの神社、お寺があるため、初詣に訪れる人が非常に多い地域です。歴史が古く、歴史的建造物としてだけでなく、観光地としても価値が高い場所が多いのも特徴です。今回のランキングで紹介したそれぞれの神社、お寺の特徴やご利益などを比較して、今のご自身に最も適していると感じた所にお参りするのがおすすめです。お正月期間は参拝時間や駐車場の利用などが変更になっている所も多いので、最新情報を各神社・お寺のホームページやSNSなどでしっかり事前にチェックしてから伺いましょう。皆様の令和初めての初詣が多くのご利益やパワーを頂けるものになることをお祈りしています。

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