初詣のやり方は知っておいて当たり前!基本知識やお参りする手順を紹介します
初詣に行く神社・お寺を選ぶ3つの方法
自分が住んでいる地域から離れて、有名な神社やお寺へ初詣にでかけるという方は多くおられます。
しかし、有名だからといって願いが叶いやすいとは限りません。
今回は、より精度を高めるための神社やお寺の選び方について、3つの方法別にまとめました。
地元の氏神様の神社・お寺
氏神様は、その地域を守る守護神のような存在です。
日頃からお世話になっている神様ですので、住んでいる地域の氏神様には新年の挨拶が必要だと考えましょう。
地域ごとの氏神神社は、神社庁に問い合わせると教えてもらえます。
ただし、氏神様の神社・お寺によっては初詣を行っていないところや、時間帯により受け付けていないことがありますので注意しましょう。
恵方の方角にある神社・お寺
新しい年の福徳を司る「年神様」がいます。
年神様がいる方角は毎年違い、その方角のことを示す言葉が「恵方」です。
どの神社・お寺に初詣をするかで悩んだ場合は、年神様がいる恵方の方角にある神社・お寺を優先するとよいでしょう。
2023年度の恵方は「南南東」にあたります。
年神様を重んじるのであれば、南南東方面にある神社・お寺を選ぶことがおすすめです。
自分の願い事が神様の得意分野か
神様にはそれぞれ得意分野があります。
たとえば京都の伏見稲荷大社は商売繁盛のご利益に期待できる神社ですし、東京の湯島天神は合格祈願にご利益がある神社です。
有名な神社だからといって、自分の願い事にマッチするとは限りません。
まずはなにを願いたいのかを整理して、願いに合った神様のいる神社・お寺を選ぶようにしましょう。
神社のHPなどをチェックすると期待できるご利益について詳しく紹介されています。
知らないと恥ずかしい初詣の基本知識
初詣をする際には、事前に知っておくべきいくつかのマナーがあります。
マナーを知っておかなければ、参拝客から白い目で見られて恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
正しい初詣のやり方を再確認しておきましょう。
できれば初詣は「三が日」までに行く
初詣は三が日までに済ませることが理想です。
そもそも初詣とは「その年のはじめに寺社へ参拝すること」を意味しています。
なるべく早く挨拶にでかけたほうが、ご利益が期待できます。
三が日は非常に混み合いますので、コロナ禍の現在はでかけることに不安を感じるという方が多いかもしれません。
その場合は、松の内までに初詣を済ませましょう。
松の内は関東が1月7日、関西は1月15日までとなることが一般的です。
服装はできるだけ正装で
一般的なお参りの場合は、とくに服装に気遣う必要はありません。
しかし、社殿の中など特別な場所で参拝する場合は、できる限り正装ででかけましょう。
男性はスーツにネクタイ、女性もスーツと同等の服装を必要とされることがあります。
参道の真ん中を歩かない
参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様が通る専用の道になっています。
正中を人間が歩くことは望ましくありません。
基本的には、参道の左側を通って参拝することになります。
おみくじは必ず参拝した後に引く
真っ先におみくじを引いてしまう方がいますが、これは順番としては誤りです。
必ず最初に参拝を済ませて、おみくじはその後に引きましょう。
詳しい手順については別記事に記載しておりますので、ご参照ください。
【関連項目:初詣 おみくじ】
スムーズにお参りをしよう!初詣の手順と作法を解説
きちんと予習していたつもりでも、神様を前にすると初詣のやり方に悩んでしまうことがあります。
初詣は非常に混み合いますので、スムーズにお参りを済ませられるように、一度初詣の手順と作法を確認しておきましょう。
①鳥居の前で立ち止まり一礼をする
神社・お寺に着くと、本殿の前に鳥居があることが一般的です。
鳥居の前に着いたら立ち止まって、まず一礼しましょう。
これが神社・お寺への最初の挨拶になります。
②手水舎で手や口を清める
お参りをする前に、手水舎で手や口を清めます。手順は以下のとおりです。
右手で柄杓を持ち、水をすくって左手を清める
柄杓を持ち変えて右手を清める
右手で柄杓を持って水をすくい、左手に溜めて口を清める
左手を清めなおす
柄杓を傾けて水を流し柄に水をかける
柄杓を元の位置に戻す
柄杓を清めずにお参りに向かってしまう人がいますが、これは誤りです。
必ず柄杓そのものを清め直してから元の位置に戻し、次に使う人のことを考えながらお清めを行いましょう。
③鈴を鳴らしてお参りをする
手や口を清めたら、鈴を鳴らしてお参りを済ませます。
お賽銭箱には静かにお賽銭を投じましょう。
捨てるように投げ入れたり、遠くから放ったりするのは行儀が悪く、神様が願い事を聞いてくれません。
参拝方法(二礼二拍手一礼)
参拝方法の基本は二礼二拍手一礼です。
手順を詳しくご紹介します。
姿勢を正して二度お辞儀をする
胸の高さで二回拍手する
手を合わせて祈る
もう一度お辞儀をして参拝を終える
願い事を伝える際は、まず住所や氏名を告げて所在を明かします。
次に願い事を伝えますが、いくつもの願いをかけず、一つだけに絞りましょう。
なお、一部の神社・お寺では参拝手順が異なる場合があります。
たとえば出雲大社では「二礼四拍手一礼」が正しい参拝方法です。
それぞれの神社・お寺のやり方に合わせて、正しくお参りをしましょう。
境内を出る際にもう一度会釈をする
境内を出る際には、振り返ってもう一度頭を下げます。
お参りをするときほど深く一礼をする必要はありませんが、去り際の挨拶は大切です。
会釈をしてから神社・お寺を出るように心がけましょう。
喪中・忌中の場合はお寺で初詣をしよう
喪中の場合は神社を利用しても問題ありませんが、忌中の場合は神社に参拝できません。
忌中に初詣をしたい場合は、神社にお参りするのではなく、お寺を選んで参拝しましょう。
ここでは、表を見ながら参拝の可否を確認します。
神社 | お寺 | |
喪中の初詣 | 〇 | 〇 |
忌中の初詣 | × | 〇 |
喪中は近しい人が亡くなってから一年間にわたってつづく「喪に服す時期」です。
一方の忌中は、近しい人が亡くなってから49日間の間を示します。
49日の法要を境目に忌中と喪中が切り替わると覚えておくとよいでしょう。
まとめ
初詣の行き先に悩んだら、地元の氏神様・その年の恵方にある神社やお寺・神様の得意分野を確認した上で決定しましょう。
初詣は三が日までに済ませることが基本ですが、コロナ禍で混雑が気になる場合などは松の内の間に済ませても問題ありません。
参拝にはいくつかのマナーがありますので、基本となる手順は事前に覚えておくのがマナーです。
また、近しい人が亡くなってから49日以内は忌中にあたり、神社に初詣をすることは望ましくないことも覚えておきましょう。
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